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東濃のお盆 |
お盆は、仏となったご先祖様が年に1度我が家にお帰りになる東濃では、7月盆 8月盆 8月1日〜3日盆 とご先祖様を迎える時期も同じ東濃の中でも違いがあります。
お盆の始めの13日夕方から門口で迎え火を焚き仏様をお迎えします。
それから3日間、朝 昼 晩の食事を毎回献立を変えてお供えします。
料理の内容は家庭により異なりますが、「だんご ご飯 餅 麺類 野菜の煮物や酢の物 味噌和え 天ぷら お茶」等が、伝統的な献立です。
夜は灯籠を灯します。
最近は若いお嫁さんや、核家族が増え、お盆の迎え方も省略されるようになりました。そこで東濃の一般的な家庭のお盆の迎え方をご紹介致します。
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お盆の迎え方 |
1、
お盆の3日間は、位牌や仏具を仏壇から出し前にしつらえた台に並べます。
2、
台には、蓮の葉 なければ里芋や桐の葉をしきつめ、花をかざり野菜 果物 だんご 水などをお供えし朝 昼 晩のお膳を備えます。 |
「おしょろ様を送る」 |
15日夜、お盆の間、仏様にお供えしたお供物やきゅうりの馬、なすの牛などを近くの川へ運び、流すことを言います
・なすの牛 冥土までの旅の荷物としてインゲン豆の葉にみそ、塩、山椒を包み、振り分け荷にして乗せました。手綱はそうめんでつくります。
・台にしいた蓮の葉にお供え物を包み流します。
最近は川を汚さない為に流すことはしなくなりました。
※2Lのペットボトルの上の部分を切り取りローソクを立てると灯籠のかわりになります。
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