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としょ子さんのおすすめ絵本
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としょ子さんからのお知らせ
としょ子 多治見市図書館『おはなしの会』案内

<幼児〜小学生>
毎週土曜日
14:00〜14:30
本館二階のおはなしの部屋
絵本や紙芝居のよみきかせをしています。

<赤ちゃんとおかあさん>
毎週第2・第4木曜日
11:00〜11:30
まなびパークたじみ一階サンルーム
絵本の読み聞かせや、赤ちゃんと一緒に楽しめるわらべ歌を紹介しています。

※どちらも、申込不要、参加無料です。
ブックスタートとは?

『この本おもしろいよ』冊子の案内

多治見市読書サークル協議会のメンバーが30年間の活動の中で出会った選りすぐりの絵本・児童書・一般書を一冊の冊子にまとめました。ご希望の方には無料で差し上げています。本館二階カウンターにお申し出下さい。この冊子で取り上げた本を集めた本棚「この本おもしろいよ」コーナーも本館二階に設置してあります。併せてご利用下さい。
この冊子で紹介されているのは、最近出版された本だけでなく、今お父さんやお母さんになっている年代の方が、子供の頃に読んだ懐かしい本もたくさんあります。
児童よみものの他に大人のための本も選んでいます。ぜひご家族で楽しんでください!
こりゃまてまて

中脇 初枝/ぶん 酒井 駒子/え
福音館書店

春になると外ではいろいろな生き物が動き出します。 そんな生き物たちに興味を示す子どもの様子が描かれた一冊です。 小さなチョウチョから大きなネコまで、 見つけては「こりゃまてまて」と追いかけるのですが......。 お天気の良い日にお散歩に行きたくなる絵本です
おやすみなさいコッコさん

片山 健 / 作・絵
福音館書店

みーんなねむってしまって、おきているのはおつきさまだけ…。 いえ、コッコさんもまだおきていました。 そらのくもも、いけのさかなも、みーんなねむってしまっても、 コッコさんはねむりません。 コッコさんに話しかけるおつきさまの穏やかな言葉と、 「コッコはねむらないもん」と言い続けるコッコさん。 静かな夜が感じられる一冊です。
みずちゃぽん

新井洋行/作
童心社

ぴちゃ。一滴のしずくが落ちてきます。
ぽと、ぽた、ぽしゃ。つぎつぎにしずくや水が落ちてきて、ついにはどっぼーん!と大きな波ができるまでの水がどんどんたまっていきます。
ぴちゃっとはねるしずくや水の表情が豊かで楽しい絵本ですよ。
ぺんぎんたいそう
斎藤槙/さく
福音館書店

「ぺんぎんたいそう はじめるよ」
2わのぺんぎんが首をのばしたりちぢめたり。人間には難しいことも、ぺんぎんたちなら大丈夫! ぺんぎんたちといっしょに楽しく体を動かせる絵本です。
きんぎょ
柳川 茂:作/河合ノア:絵
フレーベル館

きんぎょちゃんが泳いでいると、ちいさいおさかなをみつけます。きんぎょちゃんはそのおさかなを「パックリ!」としちゃいました! そしてほかのおさかなも……。どうしてきんぎょちゃんはおさかなを「パックリ!」しちゃったのかな?気になった方はぜひ図書館へご来館ください。
はたらくくるま まかせとけ
三浦太郎:作
偕成社

パワーショベルがつちをはこんでくださいと、ダンプカーにおねがいをすると……。「まかせとけ!」はたらく車がたくさん登場する絵本です。のりものに興味を持ちはじめたお子さんにいかがですか? はたらく車同士のくりかえしのやりとりも楽しいですよ。『まかせとけ』は、三浦太郎さんの「はたらくくるま」シリーズの一冊。ほかにも『よいしょ』、『とどくかな』の二冊があります。(この本は図書館に職場体験に来てくれた南姫中学校の生徒さんが選んでくれました)
すいかくんがね……
とよたかずひこ:作/絵 
童心社

すいかくんが砂浜でじりじりとおひさまにやかれていると、棒を持ったこどもが近づいてきます。「バシッ」とふりおろされる棒を「あら、よっと」とかわすすいかくん。さあ、すいかくんは割られてしまうのか、どうなってしまうのでしょうか……。棒から元気に逃げ回るすいかくんが楽しい絵本ですよ。
よ・だ・れ
小風さち:作/及川賢治:絵
福音館書店

あーちゃんは赤ちゃんです。よだれがいっぱいでます。たあたあたあ、ぶくぶくぶう。ページをめくるたびにくるくると変わるあーちゃんの表情。楽しくて愛らしい赤ちゃんと切っても切り離せないのがよだれですね。たくさんよだれが出た後には……。
ももんちゃん しー
とよたかずひこ:作/絵
童心社

どうぶつたちがにぎやかにおさんぽをしていますよ。そしたらももんちゃん、「しーーー」。こんどはだるまさんがやってきました。やっぱりももんちゃん、「しーーー」。かみなりさんにも「しーーー」をしたももんちゃん、どうしたのかな? 今回で15作目のももんちゃんシリーズ。ももんちゃんの愛らしい姿に、思わず笑顔がこぼれます。
ごはん たべよ
大阪YWCA千里子ども図書館:作/大塚いちお:絵
福音館書店

ページをめくるたびに、ごはんやみそしる、おなじみのおかずが登場します。やさしい色合いで描かれた食べものを見ているうちに、「食べたいなあ」と思えてきますよ。この『ごはんたべよ』は、「もののえほんいちにち」シリーズの一冊。同じシリーズの『おでかけしよか』、『おやすみなさい』もいかがですか? 子どもはもちろん、大人もあったかい気持ちになれる絵本です。
かんぱーい
山岡ひかる:作/絵
アリス館

わたしはおかあさんとジュースで「かんぱーい」ってするけれど、ぞうさんはなにで「かんぱーい」ってするのかな? とりさんは? らっこちゃんは? たのしくなっちゃう「かんぱーい」は、まほうのことば。さあいっしょに「かんぱーい」しよう!!
いちじくにんじん
大阪YWCA千里こども図書室:作/ごんもりなつこ:絵/作
福音館書店

いちじく、にんじんとページをめくっていくうちに、あれ? もしかして数字かな? と気付くかと思います。読んでも楽しめる、メロディをつけて歌っても楽しめる、かぞえうたの絵本です。本物そっくりの野菜や植物の絵もすばらしいですよ。
おかあさん どーこ?
わかやましずこ:作
童心社

ぴよぴよと、ひよこがおかあさんをさがしています。こけこけこっことおかあさんの声がして、おかあさんと出会えたひよこはおんぶをしてもらいました。くーんくーんとおかあさんをさがしているこいぬは、おかあさんに出会えたとき、おかあさんにどんなことをしてもらうのかな? 親子のふれあいを楽しむことのできる絵本です。
おべんとうバス
真珠まりこ:作/やぎゅうげんいちろう:絵
ひさかたチャイルド

「バスにのってください。ハンバーグくーん」「はーい」「えびフライちゃーん」「はーい」みんながいいお返事をしてバスへ乗り込んでいきます。「みんなそろいましたか?」「まだでーす」「まってー」遅れてきたのはみかんちゃん。みんながそろったら、おいしいおべんとうバスのできあがり。かわいくて楽しい一冊です。
たんたん ぼうや
かんざわとしこ:作/やぎゅうげんいちろう:絵
福音館書店

たんたんぼうやが歩いていきます。いろいろな動物達に出会っては、その動物の真似をします。おさると一緒に頭をかいて、きゃっきゃっ。うさぎとはねて、ぴよーん。ライオンとあくびして、あーうぉん。声を出して読むとより楽しい、リズミカルな文章の絵本です。
ねんねこさっしゃれ
ひぐちみちこ:作/絵
こぐま社

お母さんが赤ちゃんを寝かしつけます“ねんねこさっしゃれ”。動物の親子はその鳴き声で寝かしつけます“ねこにゃんにゃん いぬわんわん”。優しい言葉がリズミカルに響きます。おやすみ前にぴったりな1冊です。
はしるのだいすき
わかやましずこ:作
福音館書店

動物は走るのが大好きです。さあ、むこうからびゅんびゅん走ってくるのはだれかしら? ぱんかぱんか走ってくるのはだれかしら? ほかにも、ずんかずんか、どっぱどっぱ、いろんな動物が走ってきます。動物が走ってくるときの効果音が楽しい絵本です。
おべんとう
小西英子:作
福音館書店

おべんとうばこを用意したら、まずはほかほかのごはんを入れましょう。それからミートボール。たまごやきを入れたら、つぎはなにを入れようかな? できあがったおべんとうは、本物そっくり! いただきまーすをして、みんなでいっしょにたべようね。はじめておべんとうを持っておでかけをする子どもさんへ、おすすめの絵本です。
ととけっこう よがあけた
こばやし えみこ:案/ましま せつこ:絵
こぐま社

「ととけっこう よがあけた……」と歌いながら、にわとりがひよこを起こします。ぴよぴよと鳴いて目覚めたら、「おはよう」。にわとりは眠っている他の動物も起こしていきます。わらべうたと挨拶が繰り返される絵本です。参考として巻末に楽譜が載っているので、歌いながら読むこともできます。
はーい! (あかちゃんのおててえほん)
みやにしたつや:作
アリス館

ねこさんが、「にゃんにゃん ねこさんですか?」とたずねます。ページをめくると……、ねこさんといっしょに「はーい!」と元気よくお返事しましょう。次はどんなどうぶつ、いきものといっしょに「はーい!」とお返事できるかな? 絵本を使って、お返事あそびが楽しめますよ。「あかちゃんのおててえほん」にはもう一冊、『ばいばい いってきまーす』もあります。『はーい!』といっしょに読んでみてね!
りんご りんご りんご りんご りんご りんご
安西 水丸:作
主婦の友社

ある日木から落ちた、ひとつのりんごのお話です。かえるに会って、ブランコに乗って、そして穴に落ちてしまって……りんごはどこへ行くのでしょう。“りんご”が6つもあるタイトルですが、本文ではもっと繰り返されます。ページをめくるたびに必ず“りんご りんご りんご りんご りんご りんご”。読んでいる間中、この言葉がリズミカルに響き続けます。
おーいはーい
和歌山静子:作
ポプラ社

アリが「おーい」って呼ぶと、チョウチョウが「はーい」ってお返事してくれます。チョウチョウが「おーい」って呼ぶと、カエルが「はーい」ってお返事してくれます。少しずつ大きな友達がお返事してくれて、最後に「はーい」って言ってくれるのはだれでしょう?「おーい」と「はーい」が繰り返される絵本です。元気に「おーい」って言う動物たちの表情に注目して下さい。
くつくつあるけ
林 明子:作
福音館書店

人も動物も登場しません。一組の赤ちゃん用の靴だけが描かれた本です。かわいらしい擬音とともに、靴がいきいきと動きます。歩いてぱたぱたぱた、爪先でとんとんとん、上手に飛んでぴょんぴょん。青と緑、二色の背景の中に黄色い紐の白い靴だけ。シンプルでさわやかな色使いの絵本です。
りんごがコロコロコロリンコ
三浦 太郎:作
講談社

りんごを取ろうとしたぞうさん、あれれ、はながすべってりんごがころがった!! ぞうさんのせなか、きりんさんやかばさん、いろいろな動物のせなかをころがるりんご。りんごはコロコロコロリンコところがって、だれのところへいくのかな。くりかえされるリズミカルな文章が楽しい一冊です。最後のページまでよーく見てね!
いーれーてー
わたなべあや:作
アリス館

「いーれーてー」「いーいーよー」この二つのことばしか出てこない、とてもシンプルな絵本です。牛乳は、どこに入れる?ソーセージは、どこに入れる? 親子でそんな話をしながら楽しく読んでくださいね。にこにこ笑ってる食べ物の表情にも注目ですよ
くれよんぐるぐる
まつながあき:作/はやしるい:絵
くもん出版

カラフルな色使いがたのしい一冊です。絵本を読みながら、くれよんで描くいろいろなもののあてっこ遊びもできますよ。絵本をよんでいるうちにくれよんでおえかきがしたくなっちゃうかも。その時は真っ白い紙にいっぱいおえかきしようね!
こりゃ まてまて
中脇初枝:作/酒井駒子:絵
福音館書店

公園で蝶を追いかける子ども。「こりゃ まてまて」でも逃げられてしまって……。今度はとかげを見つけます。「こりゃ まてまて」でもまた逃げられてしまって……。
身近な生物に興味津々な様子が、柔らかいタッチの絵で表現されています。背景にも春の生物が描かれ、暖かな雰囲気が感じられる絵本です。
かたかたぴょんぴょん
とよた かずひこ:作/絵
主婦の友社

おかあさんとあかちゃんがおさんぽにでかけました。「かた かた かた」カンガルーのおかあさんとあかちゃんもおさんぽにでかけました。「ぴょん ぴょん ぴょん」とちゅうで出会った二組の親子、あいさつをして……あれれ? 言葉のくりかえしがたのしい一冊です。
ぼくのくれよん
長新太:作/絵
講談社

とっても大きなクレヨンがあります。これはぞうのクレヨンです。その大きなクレヨンでぞうが描いた絵を、本物の池だと思って飛び込もうとしたり、火事だと思ってびっくりしたり、と動物たちが振り回されてしまいます。ぞうの描いたダイナミック(?)な絵を、ぜひごらんください。
とってください
福地信夫:作/絵
福音館書店

かめさんが動物たちに「とってください」とお願いするお話です。まずはおさるさんに。木になったりんごを「とってください」。おさるさんは木に登ってりんごを差し出します。「ありがとう」。「とってください」と「ありがとう」が心地よく繰り返される絵本です。全てのページが木版画で描かれていて、目にも鮮やかです。
タンタンのハンカチ
いわむらかずお:作/絵
偕成社

タンタンの胸のポケットにはいっているあかいハンカチ。タンタンが「おおきくなあれ。ハンカチ カーチ カチ」とおまじないをすると…。 あらあらふしぎ、ハンカチがおおきくなった! タンタンの「おおきくなあれ。ハンカチ カーチ カチ」のおまじないで、ハンカチはどんどん大きくなっていきます。あかいハンカチ、最後はなにになったかな?読んでいるうちにきっと、タンタンのハンカチがほしくなってきますよ。
きゅうりさんととまとさんとたまごさん
松谷みよ子:文/ひらやまえいぞう:絵
童心社

きゅうりさんが川の近くを散歩をしていると、川から靴が流れてきました。きゅうりさんは「あ、おふねだ」と言って、靴の舟に乗りました。 そこにとまとさんも乗って、さらにはたまごさんも乗ってきました。「すいすい ちゃぷちゃぷ ちゃぷちゃぷ すいすい」という言葉が、心地よく繰り返される絵本です。
コトコトでんしゃ
とよた かずひこ:著
アリス館

野原を電車が走っていきます。コト コト コトン。鉄橋を渡り、トンネルを抜け、電車は山の駅をめざします。のどかな風景の中をリズミカルな音をひびかせてすすむ電車を見ていると、おもわず電車でお出かけしたくなってしまいそうな一冊です。途中で出会うどうぶつもかわいいですよ。
ぼく そらをさわってみたいんだ
さとうわきこ:作/岩井田治行:絵
ポプラ社

空を触ってみたくなったネコのお話です。ネコはカメの上の乗せてもらって手を伸ばします。が、届きません。次はキツネに協力してもらいます。キツネの上にカメが乗って、カメの上にネコが乗って……でも届きません。ブタにもお願いします。それでも届きません。様々な動物にお願いし続けて、さてネコは空に触ることができるのでしょうか。地面の緑と空の青が爽やかな絵本です。
ころころおむすび
真木文絵:作/石倉ヒロユキ:絵
岩崎書店

ぴかぴかなごはんが炊けました。さあ、おむすびを作りましょう。ほかほかごはんを、おてての中でぎゅっぎゅっぎゅっ。おててから飛び出した真っ白なおむすびは、どんなおむすびになるでしょう? おむすびができていく様子がリズミカルに描かれた絵本です。読み終わったらおむすびが食べたくなってしまいそうな一冊です。
まてまてまて
こばやしえみこ:案/まつしませつこ:絵
講談社

まてまてまてと、ハイハイをする子どもをウサギとアヒル、たくさんの動物がおいかけていきます。あれ?、お母さんの手がのびてきて……、つかまえた!! くりかえし出てくるまてまてまての言葉を、ゆっくり読んだり早く読んだりしてはいかがでしょうか。表紙の子どもの笑顔に読み手も思わずニッコリです。
ぴよぴよぴよ
平野剛:作
福音館書店
「ぴよぴよ」という声とともに、地面から黄色い何かが顔を出します。そう、ひよこです。「ぴよ ぴよぴよ ぴよぴよぴよぴよ」一羽だけかと思ったら、次から次に出てくる、ひよこ・ひよこ・ひよこ。みんなが向かう先は、もちろん……。
一羽だけいる茶色いひよこや、横で見つめる黒猫の様子も目をひきます。「ぴよぴよぴよ」以外の文字がほとんど使われていない絵本です。
(福音館書店HP参照)
ぱん だいすき
征矢清:作/ふくしまあきえ:絵
福音館書店
本を開くとパン屋さん。おいしそうなパンがいっぱい。みんなの好きなパンは、あんパン? それともメロンパン? フランスパンかな? としょ子さんはクロワッサンが大好き! 読んでいるうちに、パンが食べたくなってくる一冊です。この絵本を読んだ後にパン屋さんに出かけると、パンを選ぶのが楽しくなりそう。
おしいれ
新井洋行:作/絵
偕成社
おしいれの扉、ふすまが表紙です。ふすまを開けると中からしきぶとんさんが「はーい」と出てきて、どすん・ばさり、と畳の上に広がります。次はまくらさんが「はーい」と出てきて、ぽとん・ぱさりとしきぶとんさんの上に。さあ、次は誰でしょう? 大人の方にはおなじみの、小さなお友だちにはちょっと新鮮な? おしいれやおふとんたちの出てくるかわいらしい一冊です。
※画像は偕成社の許可を得て掲載しています。
いろいろたまご
「いろいろたまご」
山岡ひかる:作
くもん出版
たまごを使って作るお料理って何があるんだろう。ゆでたまご、めだまやき、それからそれから? 読んでいるうちにたまごのお料理が食べたくなってしまう一冊。『いろいろたまご』の他にも『いろいろごはん』、『いろいろじゃがいも』とおいしい絵本がありますよ。たべもののおいしい季節に、いかがですか?
よくきたね
松野正子:ぶん/鎌田暢子:え
福音館書店
「おいで、おいで」お母さん犬が、子犬を呼びます。やってきた子犬は「よくきたね」と褒めてもらえて嬉しそう。次はお母さん猫が子猫を呼びます。「おいで、おいで」「いいこ いいこ」。いろいろな動物の母子のコミュニケーションが描かれます。最後に「おいで、おいで」するのは……。
文だけでなく、やさしいタッチの絵からも、親子の愛情が伝わってくる絵本です。(福音館書店HP参照)
くだもの
平山和子:作
福音館書店
本物! とまちがえてしまいそうになるぐらいおいしそうなくだものがいっぱい。はじめはすいか。ももにぶどうに次はなに? 「さあどうぞ」の言葉とともに、子どもさんと一緒にくだものを食べる真似をしながら読むと絵本の楽しさが増すと思います。長く読み続けられている一冊です。
おうまさんしてー!
三浦太郎/作・絵
こぐま社
こどもたちが大好きな「おうまさんごっこ」の絵本です。おとうさんの背中に乗ってパッカ パッカ。つぎはくまさんの背中へおとうさんと一緒に乗ってトッコ トッコ。その次はおうまさんの背中に……。順番に大きな動物が出てきて、みんなを背中に乗せてくれます。最後に出てくる一番大きな動物はだれでしょうか?
『ありがとう』
中川ひろたか:文/あべ弘士:絵
偕成社
※画像は偕成社の許可を得て掲載しています。

ひろちゃんが、わにに花をあげました。わには、ひろちゃんに「ありがとう。」お礼にとうもろこしをくれました。ひろちゃんも、わにに「ありがとう。」たくさんもらったので、くまにもわけてあげました。プレゼントの受け渡しとともに繰り返される、「はい どうぞ。」「ありがとう。」という言葉が心地良い絵本です。
かくれんぼももんちゃん
とよたかずひこ:作/絵
童心社

「もー いいかい」「まー だだよ」ももんちゃんがかくれんぼをしています。水の中、木々の間、丘の上……。ももんちゃんはいろんなところへ、とっとこ とっとこ とお友だちを探しに行きます。くり返しの言葉がリズミカルで楽しい絵本です。
まるまるころころ
得田之久:文/織茂恭子:絵
童心社

あざやかな色のまるがあつまって、こんちゅうやどうぶつ、くだものを作ります。みどりのまるがあつまると、何になる? しろのまるとくろのまるがあつまると、何になる? すべて切り絵で作られている絵本。楽しさとあたたかさを感じられる一冊です。
はねはね はねちゃん
なかがわりえこ:文/やまわきゆりこ:絵
福音館書店

はねちゃんが体操します。まずはよい姿勢で、きをつけ。きりんに手が届くくらいに、うんとせいのび。今度はその手を前に出して、くまの背中を押してみよう。登場する動物たちと、いろいろな動作をするお話です。読むだけでなく、親子で一緒に動いてみるのもきっと楽しいでしょう。 (福音館書店HP参照)
ぽんぽんポコポコ
長谷川義史:作/絵
金の星社

これはだれのおなかかな? ねこやたぬき、いろんな動物が出てきてぽんぽんポコポコとおなかをたたく、リズミカルでとっても楽しい絵本です。
おなかをたたいている時の動物たちの表情が何ともかわいらしく(おもしろく?)思わずこちらの顔も ゆるんでしまうかも。ぜひお子さんと一緒に、ぽんぽんポコポコしてみてください。
やさいのおなか
きうち かつ:作/絵
福音館書店

「これなあに」の言葉といっしょにあらわれる不思議なかたち。すべてやさいの断面。やさいのおなかなのです。知っているようで知らないやさいのおなか。いくつあてられるかな? 幅広い年代の子どもさんに楽しんでもらえる一冊です。お父さん、お母さんも「なるほど!」とびっくりしてしまうかも。(福音館書店HP参照。)
ごろんごゆきだるま
たむらしげる:作
福音館書店

ごろごろとひとりでに転がる雪の玉。目が出て、鼻が出て……雪だるまになりました。全ページにわたり、背景の青と雪の白が映える作品です。その原画は全て布で縫われたもので、やわらかな印象を受けます。冬の絵本、雪の絵本のはずなのに、心は温まる一冊です。(福音館書店HP参照。)
たまごさんがね・・(おいしいともだち)

とよたかずひこ:作/絵
童心社

白くて丸いたまごさん。ぽとんと落っこちて、ころころころっと勢いよく転がって、ぐっしゃ〜ん! あー、割れちゃった……。なのに「しんぱいごむよう!」ってどうして? 読みすすめるうちに、思わずお腹が空いてしまいそうな絵本です。シリーズには『おにぎりくんがね・・』もあり、2冊ともシリーズ名の通りにおいしいともだちの出てくる楽しい絵本です。
サンドイッチ サンドイッチ
小西英子:作
福音館書店

サンドイッチを作るお話です。パンにバターをぬったら、はさむ材料の出番です。みずみずしいレタス、真っ赤なトマト、大きいチーズ、さて次は……。ページをめくるごとに、おいしそうに描かれた食材が出てくる絵本です。
ぼくのおべんとう
スギヤマカナヨ:作
アリス館

本をひらくと、ジャーン! おべんとうの時間のはじまり、はじまり〜。いただきまーす。たまごやきにからあげもあるよ。この『ぼくのおべんとう』は、『わたしのおべんとう』といっしょに読むと楽しさが2倍。おいしさも2倍。読んでいるうちに、おもわずおべんとうが食べたくなる一冊です。
ことり
中川ひろたか:作/平田利之:絵
金の星社

ことり1わ、2わ、3わ。どんどん集まって10ぱになりました。そこへ猫がそろりとやってきて……。 背景の黄色、ことりの水色がとてもあざやかな絵本です。ことりが1わ増えるにしたがって、あれれと気付くお楽しみもありますよ。
ひまわり
和歌山静子:作
福音館書店

ちいさなひまわりのたねが、どんどこどんどこ大きくなって……。ひまわりの成長と「どんどこ」の言葉のくりかえしが楽しい絵本。大きなひまわりの絵に、思わず「わーっ」と歓声があがりますよ。夏のおすすめの一冊です。
くつしたがにゅー
岸田衿子:文/長新太:絵
ひかりのくに

靴下を知らないヒヨコのお話です。トンネルみたいに中入って遊んでいると、カラスがやってきて引っ張りっこ。靴下が「にゅー」と伸びてしまいます。そしてネコがやってきて……。
自由な発想で進む物語が楽しい絵本です。
おしりのサーカス
さかざきちはる:作/絵
ハッピーオウル社

しっぽ ちょろちょろ だあれ? ふんわり ふさふさしっぽ だあれ?
こどもたちの大好きなおしりとしっぽがたくさん出てくる絵本です。このおしりは、どの動物かな? なんて当てっこしながら読んでみても楽しそうですね。
きんぎょがにげた
五味 太郎:作
福音書店

きんぎょばちからにげだしたきんぎょ。 どこににげた?
絵の中のあちこちにかくれているきんぎょを楽しくさがす絵本です。子どもさんはもちろん、お父さんやお母さんも一緒に楽しめる一冊。おはなし会でも大人気ですよ。
たけのこにょきにょき
いもとようこ:文/絵
至光社

ぽかぽか陽気に誘われて、お出かけが多くなる時期になりました。
今回はそんな時期にちなんで、お出かけの絵本をご紹介します。もぐらの兄弟がたけのこ山へピクニックに出かけます。お弁当を食べてお昼寝をして目を覚ますと……?
最後にちょっぴりしかけの付いた、楽しい絵本です。
おいしいなうれしいな
とくながまり みやざわはるこ:作
アリス館

子どもたちは実に様々な表情やしぐさを、わたしたちに見せてくれます。
笑っている時、遊んでいる時、寝ている時……みなさんはどんな姿がお好きですか?この絵本では1さいの「ゆうちゃん」が、たどたどしくも嬉しそうに食事をします。手でつかんでにんじんを食べたり、使い慣れないスプーンを使ってごはんを食べたり……。 ひとつひとつの表情としぐさが、かわいくてかわいくてたまらない絵本です。食べるって本当に楽しいことだなと、親子で思える一冊です。
ねんね
さえぐさひろこ:作
アリス館

どうぶつの寝顔がいっぱいの写真絵本。キツネにヤマネ、アザラシにネコなどどうぶつの寝顔を見ているだけでほんわかとやさしい気分になれそう。お子さんはもちろん、お父さんやお母さんにもぜひ!シリーズの「いいおかお」「おしり」もおすすめです。
くりちゃんとひまわりのたね(くりちゃんのえほん・1)
どいかや:作
ポプラ社

くりちゃんはひまわりのたねが大好きなハムスターです。山盛りのひまわりのたねを食べたいくりちゃんはたねを庭に植えますが、自分のおうちよりもおおきく育ってしまいます。可愛らしいくりちゃんのほのぼのとした雰囲気に癒されます。つづきの二冊もぜひどうぞ!
「くりちゃんとピーとナーとツー」(くりちゃんのえほん・2)
「くりちゃんとおとなりのエーメさん」(くりちゃんのえほん・3)
ねんころりん
ジョン・バーニンガム:作 谷川俊太郎:訳
ほるぷ出版

お子さんに絵本を読んでさしあげるのは、どんな時ですか? お子さんが眠りにつく前に……という方、多いと思います。
今回ご紹介するのは、そんな就寝前の読み聞かせにぴったりの絵本です。
前半は眠そうな動物たちと人間たち。読む側も眠くなってしまいそうなとろんとした表情。後半は眠ってしまった動物たちと人間たち。その寝顔の気持ち良さそうなこと。詩人でもある谷川俊太郎さんの訳による文章がとてもリズミカルで、なんだか眠気を誘います。素敵な眠りにつけそうな、そして素敵な夢が見られそうな、そんな絵本です。
昼間に読むと、ついつい親子でお昼寝してしまうかも!?
なーんだ なんだ
「なーんだ なんだ」
カズコ・G・ストーン:作
童心社

真っ赤な表紙に注目!
「なーんだなんだ」のくり返しの言葉と一緒にでてくる動物はなーんだ?
はじめての絵本におすすめの一冊。
「なーんだなんだ」のくり返しの言葉が、いつのまにか歌をうたっているかのように楽しい気持ちになりますよ。
おおきなおおきなねこ
おおきなおおきなねこ イメージ せなけいこ:作/絵
金の星社

十五夜の夜に、カッパたちが家に来て大騒ぎをするのでおばあさんは困っていました。 ところがカッパたちはある動物をおおきな猫と勘違いして……。カッパの勘違いが楽しい絵本です。絵が切り絵なので、いつもの絵本とは少し違った雰囲気が楽しめるかもしれ ません。
サラダだいすき
梅津ちお:作/絵
ひさかたチャイルド

おいしい野菜でサラダを作りましょう。材料はトマトにきゅうり、にんじん、卵にキャベツ。
さあ、みんなで、とんとんとん。とんとんとん。お母さんのように切ってくだい。きれいに盛り付けてサラダはできたかな?
この本の面白いところは、自分の手を包丁のようにして、画面いっぱいの野菜をスライスする遊びができること。親子でおままごとして遊んでみてね。
せんろはつづく
竹下文子:文/鈴木まもる:絵
金の星社

子どもたちが線路を敷いて、どんどん伸ばしていくお話です。
でもその途中に、山があったら……どうする?川があったら……どうする?
そんな問いかけを通して、大人と子どもが一緒に楽しめる絵本です。
あっちゃんあがつく たべものあいうえお
みねよう/さいとうしのぶ:作
リーブル

「あ」のつく食べものからはじまって、食べものがいっぱーい登場する絵本です。
見て楽しんで、読んで楽しんで、実はうたって楽しむこともできるんですよ。(絵本に楽譜がついています。)シリーズの『しりとりしましょ!』もおすすめです。
ぴょーん
まつおかたつひで:作/絵
ポプラ社

ブックスタートでもお話し会でもひっぱりだこの一冊。
ぺーじを縦にめくると、かえるがぴょーん。画面いっぱいに飛び上がります。続いていぬがぴょーん。ばったがぴょーん。体を動かしてあそぼうね。おはなし会では赤ちゃんもお母さんの膝の上で一緒にぴょーん(バンザイ!)していますよ。読み聞かせ用の大型絵本もあります。

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