今月の絵本
保育士さんのおすすめ絵本
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ふゆのおばけ
せな けいこ :作/絵
金の星社

なぜ冬にはおばけが出ないのか、と思った男の子。おばけのらくがきをかいたら、夜、おばけが出てきました。おばけの国で、雪女、かっぱ、ろくろっ首など、おばけたちと一緒に雪合戦。おばけと楽しく遊ぶ絵本。

エルマーのぼうけん
ルース・スタイルス・ガネット:作/ルース・クリスマン・ガネット:絵/渡辺茂男:訳
福音館書店

年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?

なつやさいのなつやすみ
神沢 利子:作/柿本 幸造:絵
ひかりのくに

夏の畑に夏休みがやったきました。なつやさい達はおおよろこびでプールに行く相談をはじめます。ナス、オクラ、プチトマト、ゴーヤ、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、がカラフルに描かれた、言葉遊びも楽しい1冊です。

おべんとうを たべたのはだあれ
神沢 利子:作/柿本 幸造:絵
ひさかたチャイルド

お弁当を持ってのイチゴつみに出かけた女の子。でも、お弁当の中身がなくなって…。食べたのはだれでしょう?

フレデリック
ちょっと かわった のねずみの はなし
レオ=レオニ:作/谷川俊太郎:訳
好学社

仲間の野ねずみが、冬に備えて食料を貯えている夏の午後、フレデリックだけは何もせず、ぼんやり過ごしておりました。寒い冬がきて、フレデリックは・・・
きんいろのとき - ゆたかな秋のものがたり -
アルビン トレッセルト:著/ロジャー デュボアザン:絵
江國 香織:訳
ほるぷ出版

きりぎりすが鳴きはじめると、「霜がおりるまであと6週間」といわれます。 秋はめぐみの季節です。森にも街にも、農場にも、収穫の季節がやってきます。 やさしい物語と、素朴な絵で、夏から秋への移り変わりをあざやかに描かれています。 おだやかに心にしみいる絵本です。
めがねがなくてもちゃんとみえてるもん!
エリック バークレー:作/絵
ブロンズ新社

ペイジは、ちゃんとみえていないのかもしれません。だって、本はさかさま、くつも左右でまちまち、かわいねこをみつけたと思ったら、まさかのスカンク! お父さんお母さん、先生たちも心配しています。ペイジは、「ちゃんとみえてる?」ときかれるときまって「ちゃんとみえてるもん!」って言うけれど、それって本当?
ひまわり
荒井真紀:作/絵
金の星社

美しい細密画で、ヒマワリの一生を描いた絵本。種から根がのび、芽がでて、葉をつけ、ぐんぐんと背丈をのばし、つぼみをつけ、大きな花が咲き、そしてまた種ができるまでを、丁寧に描いています。小学校生活科の副教材にも最適です。
ふしぎなでまえ
かがくい ひろし:著
講談社の創作絵本

ぐうたら者の、じゃがさんとさつまさん。おなかがすいて、出前を取ることにしたのですが、やってきたのは……ふしぎなでまえ! さてさて、ふたりは無事にカレーライスとラーメンを食べることができるのでしょうか? おかしなおいしいおはなし。
しずくのぼうけん
マリア・テルリコフスカ:作/ボフダン・ブテンコ :絵
福音館書店

村のおばさんのバケツから、ぴしゃんとしずくは旅にでました......。 一滴の水の出会う冒険の旅を、シンプルなフォルムと色づかいで描いたとびきりモダンで楽しい絵本。物語と科学を融合した絵本としてロングセラーを続けています。
ゆきだるま
レイモンド・ブリッグズ:作/絵
評論社

少年のつくったゆきだるまが、真夜中にうごきだした! 少年は家の中をあんないし、ゆきだるまは少年をつれて空をとび、遠い外国の町をみせてくれます。そして朝がきて…。少年とゆだるまが楽しくあそぶ、ファンタスティックな一夜のできごとです。
きょうはなんのひ?
瀬田 貞二:文/ 林 明子/絵
福音館書店

両親の結婚記念日をめぐって、親と子の間に流れる暖かい心づかいが、謎ときふうなストーリーと、やわらかく、心配りのいきとどいた絵で描かれた創作絵本です。
くっついた
三浦 太郎:著
こぐま社

ページをめくると……、くっついた! 金魚、アヒル、ゾウ、サルが、思い思いのやり方で「くっついた」。最後は、あかちゃんをはさんで、お父さんとお母さんも一緒に「くっついた」
手ぶくろを買いに
新美南吉:作/黒井 健:絵
偕成社

冷たい雪でぼたん色になった子ぎつねを見て母狐は手袋を買ってやろうと思います。人間の町で、子ぎつねが出会った人間とはきつねと人間の心温まる物語
雪がやんだら
作/絵:酒井 駒子
学研

しんしんと雪が降り積もる静かな一日を、親子の姿を通じて、優しく美しく描いた1冊。子どものころに感じた、雪が降ったときのドキドキやワクワクを思い出させてくれる。人気の絵本作家・酒井駒子の待望の新作絵本。
すてきな三にんぐみ
トミー・アンゲラー:作/いまいよしとも:訳
偕成社

黒いマント 黒いぼうし すてきな三人組のどろぼうのおはなし。おたからを集めていただけの三人がみつけた、すてきな宝の使い道とは? ちょっぴりこわくて とてもあたたかくてすてきなおはなし。
たべものたべたら
中川ひろたか:作/藤本ともひこ:絵
保育社

たべものたべたら、どこへいくのかな?「ぼく」といっしょに、おなかのなかを旅しながら、「たべもの」と「うんこ」の間をつなぐ「消化のしくみ」を楽しく学べる一冊
かっぱのこいのぼり
内田麟太郎:作/山本 孝:絵
岩崎書店

こは いよのくに。まつやまは かっぱまちです。めいぶつ ぼっちゃんでんしゃと じょうちゃんでんしゃがすれちがいます。かっぱたちが きょうは なんだか ウキウキしています。おふろにはいって、まえいわいもして、とおくから、おきゃくさんもきています。はてさて、いったい なにが はじまるのでしょうか?
にぎやかペット!
おがわやすこ:作/エミリー・ボーラム:絵
大日本絵画

さまざまな素材を使ったさわるしかけと音がなるしかけのついたえほんです。わんちゃんのもこもこしたお耳をなでておしてみると「ワン!ワン!」ねこのふさふさのおなかを押すと「ニャー。ゴロゴロ」ゆかいなペットたちが登場します。
りんごちゃん
中野真典:作/絵
BL出版

いちわのカラスが、大きくておいしそうなりんごをついばんでいます。そこへ、ひとりの女の子が泣きながらやってきました。 あっ、たいへん! カラスが落としたりんごが女の子の頭に……と、思ったら、女の子はかわいいりんごちゃんに変身!  わたしはきょうからりんごちゃん。笑顔で楽しくおどります。 リズミカルな文章と動きのある絵で、読者の心も楽しく明るくしてくれます。巻末に絵かきうた もついています。
ゆきのよあけ
いまむらあしこ:作/あべ弘士:絵
童心社

寒い北の大地でたくましく生きる、ひとりぼっちの野うさぎの子ども。キツネやフクロウなどの天敵からのがれ、輝くいのちの喜びにあふれる爽やかな朝を迎える。大自然のきびしさと美しさ、魅力がいっぱいの絵本!
プリンちゃんとおかあさん
なかがわちひろ:作/たかおゆうこ:絵
理論社

ここは おかしのくに。プリンちゃんの おかあさんは アイスクリームの バニラさん。きょう、おかあさんは おめかしして、すてきな パフェになり、おでかけです。プリンちゃんも いっしょに いきたいな。さあ、どうしよう……?
くろくまくんだれといっしょ?
たかいよしかず:作/絵
くもん出版

くろくまくん、だれといっしょに写真をとるのかな? おじいちゃんといっしょ、おばあちゃんといっしょ、おとうさんといっしょ、おかあさんといっしょ……。ページをめくって写真をとる楽しさを味わいながら、家族の呼びかたにふれる絵本。
でちゃったときは
織田道代:作/くわざわゆうこ:絵
フレーベル館

もしも「ぷ」とおならがでちゃったときは、りんりんとベルを鳴らして「プリン」にしちゃおう!他にも「ぷっ」「ぽっ」「すー」いろんな音が大変身! 思わず笑っちゃう、言葉遊び絵本。
サカサあそびオカのカオ
谷川晃一:作
童心社

「ウラパン・オコサ」などの作者、谷川晃一さんによるユーモアたっぷりの言葉遊び絵本の登場です。「オカのカオ」という不思議な響きの題名だけを聞くと「?」となってしまいますが、表紙のちょっとヘンテコな顔二つを見比べてみると……納得!
更に続くのは「ダルマはマルダ」「ミルクとクルミ」「ダンスはスンダ」……。頭の固い大人のあなたもさすがにわかりましたよね。サカサ言葉とサカサ絵。左の絵と右の絵はさかさまなのです。さかさになっているけど、どちらも絵になっているのです。こういう遊びって子どもは大好き! 懐かしいですよね。
からだのなかには なにがある?
キムヨンミョン:作/キムユデ:絵/かみやにじ:訳
岩波書店

れいぞうこには たべもの、ぶたの ちょきんばこには おかねが はいっている。それじゃあ、からだの なかには なにが はいっているのかな? きっと、ごはんやおかし、それから、水やジュースがはいってるよ。ん〜でも、うんちやおしっこも、はいってるんじゃないかな?
あたしってしあわせ!
ローセ・ラーゲルクランツ:作/エヴァ・エリクソン:絵/菱木晃子:訳
岩波書店

不安でいっぱいの新1年生ドゥンネは、エッラ・フリーダという子と仲よしになってから、何をするにも毎日いっしょ。エッラ・フリーダといっしょにすごす時間はそれは、それはしあわせでした。スウェーデンの名コンビによる絵物語。前向きな主人公が元気をくれます!
となりの花さかじじい
馬場のぼる:作/絵
こぐま社

「一見、普通の昔話と思いきや、いじわる爺から見た「となりの花さか爺」の話。作者ならではの視点を感じる再話が面白く、隣を羨む人間のおかしさや悲哀が漂います。スタンダードのものと比べてお楽しみください。
さんかくサンタ
tupera tupera(ツベラツベラ):作/絵
絵本館

さんかく・まる・しかくで愛らしいクリスマスのおはなしができました。この質感、手触り感。まるで織物のよう。これぞ、tupera tuperaならではのあたたかさ。シンプルな展開だからこそ、生きてくる味わいです。
がんばれ! くまのおいしゃさん
きむらゆういち:作/絵
偕成社

お医者さんの仕事道具がしかけになりました。まぐまぐ病院のくまのお医者さんは今日も大忙し! 体温計、聴診器、注射器など、お医者さんの仕事道具がしかけ絵本になりました。
ファーディーとおちば
ジュリア・ローリンソン:作/ティファニー・ビーク:絵/木坂涼:訳
理論社

ファーディの友達は大きな木です。ところがここのところ木の元気がありません。はっぱはどんどん茶色くなり、風が吹くと落ちてしまいます。 いったいどうしたのでしょう。季節の移り変わりと友達を想う気持ちが重なって……ちいさなちいさな秋のおはなし。
どんぐりしいちゃん
かとうまふみ:作/絵
教育画劇

どんぐりのしいちゃんがコロコロおどっていると、木の上からどっすーん! と何かが落ちてきました。それはとっても素敵などんぐりの帽子。しいちゃんはうらやましくなって……。
なつの あさ
谷内こうた:作
至光社

だれの心にも時おりふとよぎる少年の日のひとこま。夏の朝のさわやかな匂い、白い風景、弾む自転車、汽車の音−絵本ならではの喜びがあふれてくる。
あめのひのえんそく
間瀬なおかた:作/絵 
ひさかたチャイルド

今日はバスに乗って遠足。でも朝からあいにくの雨。ところが、目的地に着くと素敵な景色が待っていました。最後にあっと驚くさっわやかな結末が待っているしかけ絵本。
したのどうぶつえん
あきびんご:作/絵
くもん出版

みんな大好き動物園。中でも人気の動物園、「上野動物園」は行ったことある? じゃあ、「したのどうぶつえん」は? なんでも、動物園前駅の、下におりる階段を降りていくとあるらしい……。
おままごと
すぎやまえみこ:作/絵
こぐま社

おままごとの絵本。「今日は私がお母さん」と、女の子がぬいぐるみのぶうちゃんのために、庭でたんぽぽやスギナでごちそうを作ります。どろんこケーキをひっくり返して大泣きしますが、最後は嬉しいハッピーエンド。
ボタンのくに
なかむらしげお:作/にしまきかやこ:絵
こぐま社

ぬいぐるみのぴょんの目は赤いボタン。ある日そのひとつが取れて、コロコロ転がり、着いたところはボタンの国でした。五つ子の黄色いボタンたちに誘われ、赤いボタンが針山のスキー場ですべって遊んでいると……。
ねずみさんのおかいもの
多田ひろし:作/絵
こぐま社

お母さんに頼まれて、ねずみのきょうだいがお買い物。がらがらごっとん、と荷車引いて、何を買いにいくのかな? いろんなお店にいって、大荷物で帰った子ねずみたちを待っていたのは……! お買い物の楽しさがいっぱいの絵本。
ばすくんのくりすます
みゆきりか:作/なかやみわ:絵
小学館

ばすくんは路線バス。壊れて森に捨てられた路線バスです。昔はお客さんを乗せて走っていましたが、今は動物たちと仲良く暮らしていますちょうど冬ごもりの季節なので動物たちは、ばすくんの中で気持ちよく眠っているはずなのですが……
森のイスくん
石井聖岳:作・絵
ゴブリン書房

ふかいふかい森のおくに、イスがひとつありました。いつからここにあるのか、だれもしりません。ちょっぴり不思議なイスくんと、森の友だちの物語。
ハロウィーンってなあに?
クリステル・デモノワー:作・絵/中島さおり/訳
主婦の友社

日本ではじめてのハロウィーン絵本。ちびっこ魔女のビビといっしょに、ハロウィーンのすべてを楽しみましょう。「ハロウィーンってなぁに?」という知りたがりやの子どもたちと、ハロウィーンを楽しみたい大人のための、かわいくて、楽しくて、わかりやすい1冊です。物語を読みすすむうちに、ハロウィーンの由来がわかり、かぼちゃのランタンやかぼちゃのタルト、かぼちゃのリバンベルの作り方までわかります。「おかし くれなきゃ いたずら するぞ!」ハロウィーンの始まりです!
あきですよ
柴田晋吾:作/津田真帆:絵
金の星社

色鮮やかな秋がやってきました。山にも海にも田んぼにも、季節の恵みがもたらされています。秋の訪れを喜ぶ生きものたちに出会える絵本。
はなのさくえほん
いしかわこうじ:作/絵
童心社

しましまの種、土にまいてみよう。ふたばがでたよ。ぐんぐんのびて……、おおきなヒマワリさいたよ。チューリップ、スミレ、子どもに身近な花々が元気に美し くさきます。内容にぴったりの、驚きのあるしかけも魅力。
さよならをいえるまで
マーガレット・ワイルド:作/フレヤ・ブラックウッド:絵/石崎洋司:訳
岩崎書店

一番の友達だった犬のジャンピーが突然死に、それを受け入れられないハリー。ところが、夜中に窓の外にジャンピーの姿が! 毎晩ふたりで遊ぶうち、ついに別 れを悟ります。
おひさまあはは
前川かずお:作
こぐま社

「おひさまが あはは」「ことりが あはは」。ページをめくれば、お花、子犬、魚など、みんなみんな「あはは」と笑顔にあふれています。声に出して読んでいるうちに、子どもも大人も元気が出 てくる絵本です。
ぼくのかわいいおさるちゃん
ウルフ・ニルソン:作/菱木晃子:訳/クリスティーナ・ディーグマン:絵
岩波書店

南アフリカの海ぞいの町にすむ「ぼく」は,町はずれの草むらでチャクマヒヒの赤ちゃんに出会う。ある日、ヒヒの群れが人家を荒らし、町は大さわぎになっ た。群れからはなれ、家の中に置きざりになってしまったヒヒの赤ちゃんと少年の心の交流をえがく。スウェーデンの人気作家コンビによる、心あたたまる絵物語 。
わたしの
三浦太郎:作
こぐま社

わたしのいす、わたしのお茶わん……。大中小に描かれた物の中から、ひとつひとつ「わたしのもの」を選んでいく楽しさに出会えます。幼い子どもたちの「自分の物を持つうれしさや誇らしい気持ち」に応える絵本です。
きゅっきゅっきゅっ
林明子:作
福音館書店

ぬいぐるみの動物達がスープをこぼすのをあかちゃんが拭いてあげる、という何ともかわいらしいおはなしです。でも最後は自分がこぼしていて、お母さんに拭いてもらうのですが、くすぐったそうに笑う顔に心が和みます。ひとつひとつの仕草、表情、姿勢など、最高に愛らしく、大人も魅了されてしまいます。自分でスプーンを使って食べだす頃から楽しめるのではないでしょうか。
(福音館書店HP参照)
どうぶつサーカス はじまるよ
西村敏雄:作
福音館書店

ライオン、カンガルーと次々に愉快な芸が飛び出した。怪我で空中ブランコに出られないサルくんに、お客さんはブーイング。困った司会のアザラシさん、さてどうする?
なぜ、クリスマスツリーをかざるの?
岩倉千春:作/アリアジュンコ:絵
童心社

クリスマスがちかづいてくると、魔物たちが動きだす。メアリーの家におばけや魔女たちがやってきた!いったいどうしたらいいの? 行事にまつわる「なぜ?」「どうして?」にこたえる紙芝居。
沖縄の鳥人 飛びアンリー
儀間比呂志:え
海風社

古代から人類を虜にしてきた夢は、大空を自由に飛び回ることであった……。沖縄に伝わる空を飛んだ少年「飛び安里」の伝説を作者独自のイメージで再生した版画絵本。
アンガスとあひる
マージョリー・フラック:作・絵/瀬田貞二:訳
福音館書店

見るものかぐもの、何でも知りたがりやの小犬アンガスの好奇心が軸になって展開するこの物語は、幼い子どもたちの冒険心を見事に表現している傑作です。
おおかみのおいしゃさん
オルガ・ルカイユ:文・絵/こだま しおり:訳
岩波書店

うさぎのマルクは、気分が悪くて、お母さんうさぎに連れられお医者さんをたずねます。ところが、どのお医者さんも教えてくれるのはへんてこな治療法ばかり。さいごに狼のお医者さんを紹介され、お母さんうさぎは、食べられちゃう! とおびえますが……独特の迫力ある絵、シンプルかつユーモアあふれる物語が魅力。
おいで、フクマル
くどうなおこ:文/ほてはまたかし:絵
小峰書店

「だれかによばれて」この世界に生まれてきた犬のフクマル。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、こねこ、そよかぜ、おがわ……みんな、フクマルとの出会いを待っていました。生まれてきたこと、そして出会いの喜びを描く。
ジョニーのかたやきパン
ルース・ソーヤー:文/ロバート・マックロスキー:絵/こみやゆう:訳
岩波書店

赤茶とブルーグレーの2色刷がなんとも粋です。リズムよいテキストにのせて展開する、かたやきパンとジョニーたちのおっかけっこ。最後にうんとあたたかい気持ちにさせてくれる、読み聞かせにぴったりの絵本です。
うそつきに かんぱい!
宮川ひろ:作/小泉るみ子:絵
童心社

二年生の信也は、大ばあちゃんが大好きです。でもこの頃、時々おかしなことをいう大ばあちゃん。信也を、昔戦争で亡くなった弟の信夫だというのです。困った信也は近所の植木屋のおじさんに相談にいきます。
くうきは どこに?
フランクリン・M・ブランリー:作/ジョン・オブライエン:絵/おおにしたけお:訳/りゅうさわあや:訳
福音館書店

私たちは、空気なしには生きられません。この本は、その大切な存在が「目の前にある」ことを実感させてくれます。自分をとりまく環境に、目を向けるきっかけとなる絵本です。(福音館書店HP参照)
ぼちぼちいこか
マイク・セイラー:作
ロバート・グロスマン:絵/今江 祥智:訳
偕成社

のんびり、おっとりのかば君がいろんなお仕事に挑戦します。結果はいつもずっこけて残念ながら失敗ばかり。でも、そんなことでへこたれるかば君ではありません。一休みして考えて、ぼちぼちやっていこうよと、かば君らしさで乗り切ります。
はじめまして
新沢としひこ:作/大和田美鈴:絵
鈴木出版

はじめましてのごあいさつ。みんなはちゃんとできるかな。ねこくんもぞうさんもピアノさんもイスくんも、はじめましての自己紹介。リズムのよい言葉と、かわいくて楽しいキャラクターが心を軽くしてくれます。
まるさんかくぞう
及川賢治・竹内繭子:作
文溪堂

新しいあかちゃん絵本ができました。まる、さんかく、しかく。さんかく、ぞう、まる。鮮やかな色と、斬新なデザイン、シンプルな言葉と絵。色と形の認識がまだ未完の赤ちゃんが、認識しやすい色と形、ことばの絵本です。
クリスマス・オールスター
中川ひろたか:文/村上康成:絵
童心社

おひなさまやこいのぼりたちもクリスマスがしたいといいだして、勢揃いのゆかいなクリスマス!
ママだいすき
まど・みちお:作/ましま せつこ:絵
こぐま社

小さい子どもたちはママがだいすき。それは、人もどうぶつたちもおんなじです。オッパイを飲んだり、おいかけっこしたり、ペロペロなめられたり、抱っこしてもらったり……。うれしくて、くすぐったい、そんなかわいいどうぶつたちがいっぱいいますよ。
ねないこだれだ
せなけいこ:作/絵
福音館書店

時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…… こんな時間に起きてるのは誰だ? ふくろうにみみずく? ねずみ? どろぼう? 夜中はおばけの時間だから、夜中に遊ぶ子はおばけになって、おばけの世界へ飛んでいけ……
おつきさまこんばんは
林明子:作/絵
福音館書店

真っ暗の空、家の屋根にはねこ。屋根の上が明るくなってきて、お月さまの登場です。「おつきさま こんばんは」 雲が流れてきて、お月さまを隠してしまいます。「くもさん どいて おつきさまの おかおが みえない」でも雲はお月さまとおはなししていただけでした。
ぼくのうちに波がきた
オクタビオ・パス:原案/キャサリン・コーワン:文
マーク・ブエナー:絵/中村邦生:訳
岩波書店

海水浴に行き、波を家に連れて帰った少年は、波といっしょの刺激的な生活が楽しくてたまらない。が、ある時、波は荒れ狂いはじめ、みなの手に負えなくなる……。メキシコのノーベル賞作家 オクタビオ・パスの幻想的な短編「波と暮らして」が、魅力的な絵本になりました。
モーっていったのだあれ?
ハリエット・ツィーフェルト:作/シムズ・ターバック:絵/はるみ こうへい:訳
童話館出版

たくさんの動物が出てきて、しかけ絵本とくれば子供が喜ばないはずがありません! しかけと言っても簡単なしかけなので1歳ぐらいからでも楽しめます。
あさですよ!
ひろかわさえこ:作/絵
鈴木出版

くまの男の子の朝の光景がひとつずつ、リズムのよい言葉で進行します。その合間には、お母さんやお父さんの優しい笑顔と「おはよう!」という元気なあいさつ。それによって男の子は確実に一日の元気をもらうのです。
わにさんどきっ はいしゃさんどきっ
五味太郎:作/絵
偕成社

はいしゃさんとわにさん、二人の言葉は全く一緒。一緒なんだけど、それぞれの心境は違って……おとなでも思わず笑ってしまうかわいくて愉快な一冊です。
※画像は偕成社の許可を得て掲載しています。
パパとおはなし
まどみちお:作/かわかみたかこ:絵
国土社

ダイナミックなタッチと色使いの絵に子供の気持ちが引きこまれたようです。パパのなんともおかしなお話も、どんどんふくらんでいって……わが家ではパパと子供、二人の大切な絵本になっています。
うさぎのまじっく
せなけいこ:作/絵
鈴木出版

手品師のおじさんと、おじさんの帽子からみみをひっぱってだされることにうんざりしたうさぎの物語。子供に読み聞かせながら、手品をかけるときの『えいっ』というかけ声を一緒に言ったり、手品をかけたあと『おじさんどうなっちゃった?』と問いかけたり。

一方的に読み聞かせるだけでなく、子供も一緒になって楽しみやすい絵本です。
ぼくみたんだ
黒田征太郎:作
アートン

ただのシミが恐竜だなんて……大人にはみえない。おとなに見えない、考えつかないものを、子供達はきっといっぱいみているんだね。子供の想像力を引き出す絵本です。
ぐりとぐら
中川李枝子:文 大村百合子:絵
福音館書店

発売から、世代を超えて子供達に大人気の絵本。
お話の展開や、『ぐりぐらぐりぐら』とテンポの良いフレーズ、素朴な絵。これだけ長年子供達の心を引きつけているだけあって、何度読んでも飽きません。読み終わったあと、カステラが食べたくなっちゃうのはわたしだけでしょうか?
11ぴきのねこ
馬場のぼる:作
こぐま社

みんなで力を合わせれば出来るんだ! みんなで挑戦する事の大切さを教えてくれる一冊です。ストーリ、絵それぞれにユーモアたっぷりで、何度読んでも子供達からは笑みがこぼれます。
ともだちや
ともだちや イメージ 内田麟太郎:作/降矢奈々:絵
偕成社

キツネが、1時間100円で友達になってあげる『ともだちや』という商売を思いついた事から始まる物語。
お友達との関わりが増えてくる時期に、友達はお金で買える物ではない、とても大切な存在なんだ。そんな当然なことをかわいらしく、やさしく教えてくれる一冊です。
※画像は偕成社の許可を得て掲載しています。
かみさまからのおくりもの
樋口通子(ひぐちみちこ):作
こぐま社

あかちゃんは生まれる時、神様からひとりひとり心のこもった贈り物をもらって生まれてきます。私の子供へのおくりものは何だったかな?と思うとすごく子供が愛おしく優しい気持ちになれる1冊です。
14ひきのあさごはん
いわむらかずお:作
童心社

14ひきのねずみシリーズは、どの本も家族の絆や暖かさが伝わってくる心に優しい本です。「14ひきのやまいもほり」「14匹のピクニック」なども是非、おすすめですよ。
さっちゃんのまほうのて
田畑精一/野辺明子/志沢小夜子:作
偕成社
※画像は偕成社の許可を得て掲載しています。

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